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2011年1月 5日 (水)

※ネタバレ注意※

「相棒Ⅱ」を観てきました。
正月映画で入場者数No.1だった そうですが、その評価に違わずすごく面白かったです。
 
1作目は劇場版を意識しすぎてか、必要以上にスケールを大きくしてしまった
感があり、それはそれで面白かったけれど“相棒らしさ”が薄くなってしまいました。
今作はその反省を踏まえて(?)、社会の闇、特に警察組織の暗部に切り込む
“相棒らしさ”を存分に発揮した秀作です。
いい意味でテレビシリーズの延長線上で作られています。
 
回を重ねるごとに大げさな話になってしまって、3作目でとうとう期待を裏切られた
『踊る大捜査線』と、正反対の手法をとったことが功を奏したと個人的には感じます。
 
右京さんの相棒が猪武者の薫ちゃんではなく、キャリアの神戸くんだからこそできた
劇場版でしょうね。ミッチーも最近はすっかり貫禄が出てきてうれしいです。
 
まぁ正直、ド派手な特効やすごいCGがあるわけではないので、劇場の大スクリーンで
上映すべき作品なのかどうかは判断に悩むところですが、TVシリーズではステディで
撮りそうなシーンもクレーンで動かしながら撮るなどして、劇中に引き込まれそうな
感覚にさせるのは、制作費に余裕がある映画ならではの魅力ではないかと思います。
 
いつもの俳優さんたちはもちろんのこと、ゲストの方々も実力派の方たちばかりなので
安心して見られました。
エレベーターの扉が閉まるシーンでの、小沢征悦さんの目は特によかったですね。
 
そしてやっぱり國村準さんはいい。
大好きなんです、國村さん。渋くてちょっとお茶目でかわいくて。
今回は悪役で、すごく悪いヤツなんだけど、それだけではない存在感がありました。
こんなおっさんになれたらカッコいいですよね。
 
で、以下は激しくネタバレですので、ご注意ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小野田官房長が殺されたのはサプライズでした。それもあまりにあっさりと。
今日はよく喋るなぁと思っていたら、死亡フラグだったとは!
それまでの本編の内容が全部吹っ飛びそうなぐらいの衝撃でした。
しかもほぼその直後に葬儀のシーンで終幕という、何ともスッキリしない終わり方。
 
この終わり方が相棒の醍醐味でもあるんだけど、何の前触れも無しに主要人物を
あっさり退場させる相棒スタッフの潔さに、ある種の戦慄を覚えました。
 
右京さんと対等に話せる唯一のキャラにして、警察組織における特命係の最大の
理解者(?)だっただけに、今後のテレビシリーズにも影響するのは間違いないです
からね。どういう展開になっていくのか、楽しみです。
 
でも好きだったんだよなぁ、岸部一徳のあの喰えない芝居。
もう見られないと思うと残念です。

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