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2009年12月20日 (日)

共に 行こう その2

昨日のJFL入替戦については、今朝の中日新聞や中日スポーツにも記事が掲載されて
いました。
 
当然ながら刈谷目線の記事で金沢側の写真は一切ありませんでしたが、そんな朝刊を
見るだけでも、いよいよ金沢が全国へのスタートラインに立ったことを実感します。
 
試合後は、多くのサポーターの方が涙を流して喜んでいましたが、「地域決勝」という
舞台にすら辿り着けなかったここまでの苦労を思い起こしてのことだと感じました。
皆さんすぐにダンマクなどの片づけを始めていたので、「ここからがスタートだ」と
切り替えてらっしゃることだと思います。
 
さて、ここでの「スタートライン」とは、「Jリーグに向けて」という意識はもちろんある
でしょうが、「本当に地域に根ざしたクラブに向けて」のスタートラインでもあります。
 
来季JFLは、鳥取、町田、長崎、松本山雅などJ参入を目指すライバルがひしめき合い、
さらに、佐川、横河、ソニー仙台、Honda、ホンダロックなど強力な“門番”も次々と
立ちはだかります。
サッカーのレベルはさておき、岐阜が昇格した2007年よりも、はるかに厳しいリーグ
であることは間違いありません。
 
そうそう勝てる試合ばかりではないでしょう。
準加盟申請の問題もあるし、「昇格圏内」に入ることすら厳しい状況になることも
予想されます。
 
これまでは、勝ち試合が多いことや、「昇格」というある種ドーピングのような「ギミック」
があることで、サポーターの温度を高く維持することができました。
目の前にニンジンがぶら下がっている状態ですから、瞬間最大風速的にエネルギーを
発揮できて当然です。
が、その「ギミック」が無くなった時にも、多くのサポーターから支持を集められるクラブに
ならなければいけません。
 
どんなクラブ(プロだとかアマチュアだとか)だろうが、
勝とうが、
ボロ雑巾のように負けようが、
「私たちの街の財産」として応援し続けるサポーターが増えないことには、クラブの
基盤は非常に危ういものとなります。
親会社からのバックアップが無いプロクラブは特にそうです。
 
今季J2に昇格したファジアーノ岡山が、ホーム25試合で5勝しかできなくてもそこそこの
観客動員を記録できたことは、「自分たちの街のチームを支える」という意識が、
岡山県民やスポンサーとなった地元企業に広く持たれていたからでしょう。
 
FC岐阜が(最後の手段を使ったとはいえ)地域に認知され始めてきたのも、Jリーグ
2年目にしてようやく「地域振興」を意識した活動ができる体勢になったからです。
(実際それもどうかとは思いますが)
 
「勝利」だとか「昇格」という「結果」でしか地域に「楽しみ」「喜び」を与えられないクラブは
長続きしません。対戦相手のスター選手頼みのクラブもまた然りです。
 
街にサッカークラブが誕生する理由は、「街を盛り上げるため」であり、
「Jリーグに昇格するため」ではないと僕は考えます。
「Jリーグ昇格」は、「地域活性化」の副産物、あるいは1つの方法であるはずですから。
 
実際のところ、それは理想論だなぁと思うことはしばしばありますが、
ツエーゲン金沢も、そんなチームになってほしいと老婆心ながら願うわけです。
 
そういう意味で、「今そこにあるサッカーを愛せ」というのは非常に的を得ていて
共感できるキャッチフレーズだなぁと思います。
 
もちろん、FC岐阜も岐阜県にとってそういうクラブになってほしいと願ってサポーターを
やってるつもりなんですけどね。
偉そうなこと言ってる割に、なかなか活動に移せてません(-”-;)

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ツエーゲン金沢」カテゴリの記事

コメント

この記事、サッカー雑誌の記事みたいや(笑

いろんな意味で来期のJFLは目の離せないカテゴリーですね。

投稿: 行きずりの映像作家 | 2009年12月24日 (木) 14:25

>作家さん
あたしにもマジメな文章は書けますよ、と(笑)
金沢や岐阜に限らず、どこの地方クラブも同じだと
思いますけどね。
 
本音を言うと、
「岐阜が強くなるまで1つも上がって来るn(ry
 
。。。だって、金沢とか松本に負けたら困るじゃん(^_^;)

投稿: ひらっち | 2009年12月24日 (木) 20:47

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