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2009年10月12日 (月)

萩城(跡)でござる

091003_
 
先週の話ですが、佐賀遠征へ行く前日、宿を取った下関に寄る前に寄り道をして、
萩へ行ってきました。
長州藩の藩庁が置かれた萩には、萩城が築かれていました。
明治時代に発令された廃城令によって天守閣や櫓は取り壊されてしまい、現在は
石垣が残るのみとなっています。
 
やはり天守がないと寂しい。。。
 
公園として残されている城内には、明治時代に撮影された写真が掲示してありました。
Hagi001
 
この萩城の城主は、代々毛利氏が務めていました。
そう、「三本の矢」で有名な毛利元就の家系です。
 
一時は九州北部から岡山県西部まで広大な領地を有していた毛利氏でしたが、
関ヶ原の戦いで徳川家康に敗れたために、その所領のほとんどを没収されて
周防と長門(現在の山口県)2ヶ国を残されたのみとなってしまい、
さらに藩庁も領内の西端でお世辞にも交通の便がよいとは言えないこの萩に
置くよう命じられてしまったのです。
 
その関ヶ原の戦いで西軍の総大将として担ぎ出された挙句、大坂城から出陣する
こともなく敗軍の将の汚名を着せられたボンクラ(笑)がこのお方、
Hagi002
毛利輝元。元就の孫です。
 
それまでの居城だった広島城に比べると、萩城はかなり小ぶりな天守閣で、
毛利氏の凋落ぶりがうかがえます。
 
ここで約260年もの間じっと機会を待ち、幕末には徳川家から悲願の政権奪取を
果たしたわけですね。
 
天主閣跡の石垣の上にも上がれましたが、やはり間取りは狭そうでした。
Hagi003
それでも、この見事な弧を描く天守台の石垣からもわかるように、
小さいながらも完成度の高い天守が築かれていたようです。
そのあたりは、一時は「西国の雄」として覇を唱えた毛利氏だけに、せめてもの意地
を見せたのかもしれません。
 

Rakujou
跡しか残ってませんが落城っと☆
タオマフを持っていき忘れたのでタオルハンカチで(爆)
 
実はこの萩城、天守閣再建の動きがあったようで、残念ながら資金の調達が困難で
頓挫してしまったそうなのですが。。。
 
~続く~

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コメント

まあ、メンバー発表の段階で今日は湘南が負けそうだなあと思いましたので・・・。

萩に行かれたそうで。毛利家は鎌倉時代は吉岡聖恵さんの実家近くの地頭でしたので、前の世紀に大河ドラマでやっていたとき厚木市がいろいろ資料をまとめておりました。

まあ、オイラが中学のときに古本で読んでいたマンガの「風雲児たち」の最初の頃の巻のほうが、吉本新喜劇風にこのころの毛利家や会津松平家のことをとっつきやすく書いているので、古本でありましたら読んでみてください。幕末を書くために関ヶ原から始まっているのですが、個人的にこの本が創価学会色がないのに系列の出版社で出ていためにあまり流通していないのはホント惜しいなあと思います。

投稿: チャリ通 | 2009年10月13日 (火) 00:26

これはいい景色でござるな
冬休みにでも行ってみるでござる

投稿: 流石 | 2009年10月13日 (火) 02:48

>チャリ通さん
吉岡さんの名前を出されるとついつい喰いついてしまうのですが(^_^;)
大河ドラマの主役のご先祖様がいたというだけで、便乗してそこまでやってしまう
んですね。
夏に米沢市を訪れた時に「天地人」フィーバーで異様に盛り上がっていましたが、
やはり大河ドラマの経済効果というのは、地方の中小都市にとっては大きいのでしょう。
 
そして吉本新喜劇ちっくな幕末マンガ。。。 想像がつきません(笑)
幕末は新選組派の僕ですが探してみます。
 
ちなみに武士語はただのマイブームでござる。

投稿: ひらっち | 2009年10月13日 (火) 22:45

>流石どの
いい感じの寂れ具合(爆)でござった。
冬はもっと物寂しさが増して、ますます風情があるかもしれません。
小雪がチラついたりしてね。
僕は時間が無くて諦めたのですが、周辺の武家屋敷もじっくり散策すると
楽しそうでしたよ。

投稿: ひらっち | 2009年10月13日 (火) 22:48

本来の記事から反れがちで申し訳ないですが、オイラも読んでいた前半はこんな感じの本です。
http://fuunji.net/huunji/huunji.html

オイラは違うのですが、作者さんは「学会員さん」というのもあってあの出版社から出ていたようですが、言われなければそれはわかりません。現在はリイド社に版権が移って、そちらの本がアマゾンなどでも買えるらしいので、最初はどこかで立ち読みをして、うけいれられるようでしたらネットで買うのがいいかもしれません。

投稿: チャリ通 | 2009年10月14日 (水) 01:13

ちなみにこの本は第1話より30年経っていて作者も還暦を過ぎていますが、事実上はいまだに「未完」です。

投稿: チャリ通 | 2009年10月14日 (水) 02:01

萩城はまさに名城であった(と言う伝説)と聞くでござる。

このお堀の上に天守がビっと建築されていると
絵になりますよね。

つーか、石垣だけでも凄いし。
でも、ボンクラ大将の居城だったのね。。。(苦笑)

投稿: TEDDY曹長 | 2009年10月14日 (水) 06:31

>チャリ通さん
件の「出版社」が気になったので、リンク先を調べてみました。
で、どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、そこの出版社から
刊行されたコミックスが家に60冊もありました(^_^;)
まぁアレなんですけど。
来週から時間ができるので、まずは漫喫にあることを祈って
通ってみようと思います(笑)

投稿: ひらっち | 2009年10月14日 (水) 23:07

>殿
「味がある」と言えばそれまでですが、
維持費の兼ね合いで(?)、石垣の隙間から
草が生えたままになってるんですよねー。
僕個人の意見としては、石垣というものはたとえ天守が
鎮座していなくても、キレイに除草されて整然としていて
ほしいものです。
 
おかげで輝元のヘタレっぷりがさらに強調されている
気がします(^_^;)

投稿: ひらっち | 2009年10月14日 (水) 23:11

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