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2008年11月24日 (月)

パンドラの箱

「地域決勝」それはパンドラの箱(笑)
一度そのフタを開けてしまうと、取り返しがつかないほどはまり込んでしまう危険な香りが充満しています。
 
Cグループの会場は、昨年お世話になったガイナーレ鳥取のホーム「とりぎんバードスタジアム」です。
昨年は夜だったのでわからなかったんですが、会場近くの風景がのどかでほんとたまんないんですよ。
Tottori
ん? 岐阜とそんなに変わらないって? 田舎マニアにはわかる微妙な差が
あるんですよ(笑)
 
で、僕らが観たのは、第一日目の山口vs静岡と、盛岡vs松本山雅。
識者の間では「本命の盛岡に静岡と山雅がどう絡むか」という予想が多く、
レノファ山口のレの字も出てこなかったそうです。
 
が、早速レノファが静岡DF陣を完全に崩して先制します。
このときに得点を決めた39番の戸高選手。ボランチのようですが、攻撃では前線へ積極的な攻め上がりを見せ、守備では相手のパスコースを読みきってインターセプトと、存在感バツグンの選手でした。
そして後半途中から出場し、30m級の芸術的ループシュートを決めた29番の児玉選手もすごい選手。小柄ながら闘志溢れるプレーでボールを追い回し、チャンスを演出していました。
そして特徴的なスキンヘッド。大友慧みたい。
「何かやってくれそう」な臭いをプンプン漂わせていた彼がゴールを決めた瞬間、山口には縁もゆかりもない観客の大多数も立ち上がって興奮していました。
このゴールをきっかけに、お客さんが明らかに山口の応援をするようになってました(笑)
 
他にも、競り合いに強くポストプレーが光った8番の選手や、右サイドからの突破と正確なクロスがよかった26番の選手、最初は不安定だったけれど次第に調子が上がって神セーブを連発したGKなど、いい選手がたくさんいました。
前へ前へと積極的に出て行くスタイルの完成度も高く、観ていてとても面白いサッカーをするチームです。
 
試合後、ゴール裏のサポだけでなくメインのお客さんも大歓声で迎えたので、急きょメインにも挨拶に来てくれた選手の初々しさがまたよかったです。
 
Renofa2
山口から来ていたレノファサポの皆さん。
寡兵ながら一人ひとりの声はもんのすごく大きかったです。
 
この勝利で勢いに乗った山口は翌日、勝ち抜け筆頭と目された盛岡も破り、最終日の全勝対決に臨みます。
 
 
いっぽう第2試合の盛岡vs松本山雅は、立ち上がり不安定な松本の左サイドを崩した盛岡が簡単に先制。その後、山雅が反撃を試みるも盛岡の組織的な守備は堅く、0-1で前半を折り返します。
しかしここからがすごかった!
後半開始直後、山雅は「押してもだめなら引いてみろ!」と言わんばかりにロングシュートを放つと、これがなんとゴールに吸い込まれ、試合は振り出しに。
そしてさらに攻撃を仕掛ける山雅ですが、セットプレーから一瞬の隙をつかれて再び勝ち越しを許します。お互いが「負けられない」と意地をぶつけ合う好ゲーム。
しかし「甦った雷鳥」山雅は、カウンターから右サイドの選手にボールを出すと、中央にいた2人が囮でニアに走ってスペースを作り、そこへ飛び込んだエース柿本が頭で
ズドン!!
 
山雅サポが応援する目の前で劇的な同点ゴールが生まれました。
狂喜乱舞し、よりいっそう熱く応援する山雅サポ。
 
さらに、混戦から三本菅(さんぼんすげ)選手が押し込んでなんと逆転!
サポ席に走り寄り、山雅サポにもみくちゃにされる三本さん(笑)
 
この三本さんは翌日の静岡FC戦でも後半ロスタイムに決勝ゴールを決めたそうで、まさしくラッキーボーイ。三十路だけど(笑)
Yamaga
これまでツエーゲン寄りの目線で観ていたので、松本山雅って空気の読めないチーム(爆)という印象でしたが、ガラリと変わりました。サポの皆さんも熱く、とてもいいチームです。
いい音を響かせていたスネアさんとも挨拶ができ、僕の中で松本山雅の好感度が一気にアップしました(笑)
 
山口と松本山雅、この2チームが激突した今日の最終節は、レノファが先制し山雅が追いつくという過去2戦の集大成のような展開。
結局1-1のままPK戦に突入し、勝ったのはなんと山口!
お互い「何か」を持っている好チームだったので、どちらか1チームしか上に進めないのはほんとうに残念です。
が、それが地域決勝の厳しさ。
 
Aグループでは2戦終了して首位にいた長野が、バンディオンセ加古川に2-0からよもやの逆転負けを喫しました。
勝ち点で並んでいるものの得失点差わずか1で加古川に抜かれ、長野の脱落が決定しました。ちなみにこのあとの第2試合でも劇的な展開が待っていて、最終的に勝ち抜けたのはホンダロック。
これで、2チームが参戦していた北信越からの決勝リーグ進出はゼロとなり、来年の北信越出場枠も「1」のまま。「世界一ムダに熱い4部リーグ」は来年も開催されることとなりました。
 
でも、石川と新潟の皆さん。決してこの2チームを責めないでくださいね。
選手もサポもものすごく一生懸命戦ってたんです。それも3日連続という超ハードな日程で。
僕も去年は地域決勝を見ていなかったので、予選リーグで敗退した山雅を不甲斐ないと思っていましたが、今年見てわかったのは、どのチームもものすごく必死だってこと。
勝負の差と言うのはほんのわずかなんです。「運」もあるでしょう。
そして、北信越が激戦区とはいえ、4強が他地区の1位と比べてズバ抜けてレベルが高いわけではないのです。他地区なら1~2位を取れる力のあるチームが4チームも集まってしまったのが北信越1部なんです。
北信越に生まれたことを不運と思うしか仕方ないかもしれません。
でももし北信越で優勝し、この予選リーグを勝ち抜くことができたら、激戦の地域リーグを戦い抜いた経験が決勝リーグの最後の最後で活きてくるかもしれませんね。
 
そして、大躍進のレノファ山口。
石垣島でもこの勢いをなくさずに、JFL昇格を達成してください。
刈谷・湖南・守山あたりだったら応援に行くかもよ。てか間違いなく行っちゃう。
 
都田でも(笑)
 
 
 
 
今年最後のアウェイゲーム、vs湘南ベルマーレ@平塚競技場まで
        あと6日!

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コメント

数年前の九州リーグも激戦区でしたが、北信越は大変ですよね…

決勝ラウンドは4チーム中3チームがJFL昇格見込み。
まだまだ厳しい闘いは続きます。

──────────────

さて、こちらも注目のJ2昇格最後の1枠。
岡山か鳥取か?

11/30 流通経済大学 vs ガイナーレ鳥取戦を観戦に行く予定です。

──────────────

鳥栖 vs 仙台戦は、遠くから念を飛ばすという事で。
湘南、それからC大阪の敗戦も祈っておきます(笑)


最終節、そして入替戦は見に行かないと!
(仙台連勝・山形連敗で自動昇格がかなえば最高ですが、まずは3位確保)

投稿: Machiel | 2008年11月24日 (月) 22:21

サンボンさんは凄かったね。
松本サポさんが、サンボンだよ、サンボン
はスゴイって言ってたのが良く判った
感じ(笑)

で、オイラは岡山へ向かう途中の
温泉に入るまで「サンボンスゲ」では
なくて「サンボンスギ」だと思っておりま
した。

サンボンさんスマン(爆)

投稿: TEDDY | 2008年11月26日 (水) 17:54

>Machielさん
すみません。
仙台も好きなんですが、今回ばかりは「負けてくれ~っ」って気持ちが強いです。
勘弁してくださいね(^_^;)
 
で、できればJFLも流経の応援をして頂きたいなと(ぉぃ)
 
ただ、もし仙台か湘南が入替戦で静岡の西端あたりに来てくれたら、観に行こうかなぁ~なんて思ってます(笑)

投稿: ひらっち | 2008年11月26日 (水) 21:12

>TEDDYさん
三本さんは何かを持っている選手でしたね。
来季も残るのなら、金沢vs松本がすごく楽しみです。それこそJ2よりm(ry
 
そして名前のインパクト!
「三本菅」ってどこの名字なんでしょうね?「三本杉」のほうが普通ですもん。
 
いっそのこと「さんぼんくだ」だったら紛らわしくなくていいのに
 
。。。って名前をネタにして三本さんごめんちゃい(爆)

投稿: ひらっち | 2008年11月26日 (水) 21:17

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